無計画なひとり旅、微笑みの国を肌で感じたタイ旅行

私が初めてタイに行った時のことです。
それまで、海外の一人旅といえば英語圏の場所で、滞在も1ヶ月を超えるものが多く観光ブックには頼らず友達を作って楽しんでいました。

しかし、タイの場合は違いました。まず、旅行期間は10日間。初アジア旅行でした。
無計画な旅となった、最初の出会いは飛行機の中です。
隣に座っていた二人組の若い男性達に人生初の観光ブックを借りました。
快く貸してくれ、そして移動時間は他愛のない話で盛り上がりました。
目的地で解散しましたが、今でもSNSを通して繋がっています。

この旅行全体で一番心に残っているのは、コーラン島という島に行った時のことです。
そこまでの行き方もほとんど調べておらず、行き当たりばったりで行動しました。
「わからない時は、尋ねろ」精神で。とりあえず、バスを使わないといけないのだけは調べて、乗り込みました。

偶然隣に座った女の子が英語で話しかけてくれ、ひとりで来たこと、コーランっていう島に行きたいこと、行き方があまりわからないことを笑い話として伝えました。
そうすると、彼女は親切にも全部調べてくれたのです!
予約していたホテルにわざわざ電話をしてくれたり、インターネットを使って船の時間を調べてくれたり、
バスの運転手に相談して船までの行き方を教えてくれたりです。とても、とても親切でした。

トラックの荷台を座席にしてある乗り物に乗ると、今度は英語を全く話さないカップルに出会いました。
運転手に行き先を伝えているのを見て、ジェスチャーを使い行き先が同じことを教えてくれました。
ついて来て!っとジェスチャーしてくれ、信じていいものか正直ちょっと疑った自分もいましたが、一緒に船に乗り込みました。
言葉は全く通じないものの、一緒に船に揺られ、波を感じ、時には目配せしながら目的地を目指しました。
そして、着くや否や「ホテル?」と確認され、今度はバイクタクシー!流暢なタイ語で交渉してくれ、ホテルまで無事辿りつきました。

そして、そのホテルにいた若いオーナーの女性が笑顔で出迎えてくれました。
とてもフレンドリーな方で、ひとりだという事を知った彼女は、快くコーラン島観光を一緒にしてくれたんです!
自家用のバイクを使って、オススメの美しいビーチを3箇所めぐり、高台にも友達にも紹介してくれました。
なんと、晩御飯も行きつけのレストランに誘ってくれ、とても良い思い出になりました。

初めてのタイ旅行、無計画で行ったものの現地の人に全てを助けられて過ごした忘れられない場所となりました。
微笑みの国と言いますが、ここまでそれを感じる事ができるなんて思ってもみなかったです。
とても出会いの多い、充実した旅となりました。