東京都文京区で新聞配達のアルバイト

新聞配達をすれば、漫画の専門学校に通うための学費を払ってくれる、というシステムを利用して、新聞配達のアルバイトをしたことがあります。
赤門で有名な東京都文京区でした。前を自転車で通るたび、ここが東大かといつもドキドキしていました。

朝は2:30くらいに起床して、店に向かいます。先に届いている折り込み広告も店の従業員で折り込み、後で新聞に挟み込んでいきます。
そのうち暗闇の中を新聞が束で運ばれてくるのですが、ビニールにくるまれているとはいえ、思い切り地面に投げ捨てていくので笑えました。
それを店の中に運びチラシを挟んでいきます。慣れないうちは遅いと、よく注意されました。

自転車の前カゴに山盛りに新聞の束を差し、後ろの荷台にも山盛りに積んで配達開始です。
重たくてふらふらしていました。雨の中、転んでひっくり返したこともあります。
途中のアビタシオンなどという巨大なマンションがネックでした。配達件数がここだけで50件近くあり、行ったり来たりせざるを得ません。
しかし、配達も半ばなので、新聞はかなり減ります。

ところがここへ新聞店のご主人が、後半の分として、バイクでさらに大量の新聞の束を運んでくるのです。アビタシオンは中継地点でした。
おんぼろの木造のアパートがあったのですが、先輩がここは靴を脱ぐと面倒だからと、土足で階段を上り始めたのは笑えました。
新聞店のご主人にサンマ定食をご馳走してもらい、とても美味しかったのを覚えています。